ジェンダーギャップ指数、日本120位、ルワンダ7位

120位の日本、7位のルワンダ

世界経済フォーラムが今年も発表しました、ジェンダーギャップ指数2021
日本は120位に位置する一方、ルワンダはなんと7位

日本がずっと順位が低いのは主に女性の政治参加が著しく遅れているからです。(その他の経済・教育・医療アクセスの各分野全てで順位が低いのですが……)

一方ルワンダが7位をつけたのは、主に女性の政界進出が進んでいるからだと思われます。たとえば下院の女性議員数が6割、閣僚は26人中13人が女性!(2019年)
これってすごい数字ですよね!

でも実はこれも、94年のジェノサイドが関わっているのです。
大虐殺で死者の大半、逃亡者の大半、そして囚人の大半が男性という状態になり、必要に迫られて女性の政界進出が進んだのが実態です。

アジキチの女性スタッフたち。みんな優秀ですよ!

ルール作りの場が公平であることが大事

女性が国のルールを作る場の半数を占めるようになって、どうなったか。
ルワンダでは、そこから、女性は財産を相続できないという因習が法律によって変わったり、女性も土地を担保に融資を受けられるようになります。
また、教育制度が改善され、女性も大学へ進学できるようになりました。

このプロセスはとても興味深いですよね。
やはりルールを決める場に女性がいないと、女性にとって良い仕組みは作られません
それは他の先進国がクオーター制を導入して男女格差が解消に近づいている事例からしても明らかです。
こう言うと「俺らだけでも平等なルールを作れる、作ってやる」という人が出てきますが、女性を従属物としてしか見てないなぁと感じます。
逆だとどう思いますか?9割女性が占めるボードメンバーに「大丈夫、ちゃんと男性にもいい仕組みを作るから任せておきなさい!」って言われても、「いや男女半々で決めようよ……」って普通に思いますよね。
「女性が輝く社会を!」とそのルールを決めるメンバーの9割がおじさんな状況は変えていかないといけませんね。

ルワンダの課題

とはいえ、在住6年目としての率直な感想としては、ルワンダでは民衆の意識レベルとしては、まだまだ男尊女卑です。
国会議員の女性でも、家庭では100%家事を負担している人が多いと聞きます。
貧困に喘ぐシングルマザーの比率も高い
制度に意識が追いついていないと言わざるを得ません。

でも、繰り返しになりますが、ボードメンバーに女性が半分という状況は、大きな希望です。改善を可能にする素地が整っているわけですから。

この辺りのことは、著作『ルワンダでタイ料理屋をひらく』にも書いてありますのでぜひチェックしてみてください♪

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