社会人2年目で育休に入って。

そんなこんなで(前回のエントリ参照)、全く成功体験を積めないまま、2年目の終わりに産休・育休に入ることになった私。

今回は、自分の育休を振り返りながら、出産とキャリアのタイミングに悩んでいる方に、何かヒントになることが書けたらなと思います。

みなさんは「育休」と聞くと、どんなイメージですか?

時々、キレイにメイクして優雅にパソコンの前にたたずむ女性、背景にはコットで一人ご機嫌に微笑む赤ちゃん、「育休中にキャリアアップ!」的な画像を見かけますが、そんな人ほぼいませんから!1日のうち5分くらいならあるかもね。

実は育休って自分がキャリアのどの段階で入るかで、マインドセットが全く変わってきます。

また、子育てって一口に言っても、子どもの性質によっても全く難易度が違う。二人目を育て始めてからというもの、びっくりするほど痛感しているのであります。

私の場合、キャリアで成功体験を積む前に割といきなり産休育休に突入したのと、例えば自分がお風呂に入ってシャンプーするのさえままならないレベルで自分の時間が全くなかったパターンで、総じてかなりしんどかったです。

2020年5月、オンライン授業中の息子10歳と娘1歳

キャリアのどの段階で育休に入るか

キャリアの観点で言うならば、キャリアをある程度積んでからの方が、「育休」自体の実りは大きくなりやすいと思います。

キャリアの積み上げ方的にも、復帰した後のことを考えても、自分のキャリアがある程度成熟してから出産した方が良いことの方が多いですが、ここでは育休に限定して書きます。

また、ここで強調しておきたいのは、あくまで「キャリア観点」であって、そこが大事かどうかは人それぞれだし、個人的には妊娠の方がアンコントローラブルな場合が多い、という事実は忘れるべきではないと思ってます。

なぜキャリアを積んでからの方が育休が実りあるものになりやすいのか。これってポイントは「どういうマインドセットで育休に臨むか」。つまりは、自分のことをある程度整理できている状態の方が、よし子育て楽しむぞ、なり、子育てしながら○○して過ごすぞってなる

いずれ社会復帰するという立場だと、今の自分は労働マーケットではどのくらいの市場価値で、こういうことができれば時短でも価値は出せるだろうとか、こういう人脈は作っておいたので、復帰後が超大変でも最悪ここに頼れば乗り切れるだろうとか、自分はここが得意でここが苦手なのはよく分かったから、この分野での仕事を振ってもらえるように働きかけようとかとか。

この辺りが描けた上で「ブランク」に入るのと、いや自分何が得意なのかじぇんじぇん分からないし、これまでの実績聞かれても困る、みたいな状態で育休に入るのでは、当たり前だけど全く違うっていう話です。

私は後者だったので、育休中どう過ごそうというそもそものマインドセットなどを意識する間もなく怒涛の育児生活に突入し、今日もスーパーのレジの人としか話さなかった、みたいな毎日を過ごす中、たまにオンラインで同期の活躍ぶりなどを見て、勝手に置いてきぼりをくらって凹む、焦る、そんな育休でした。私の周りは、男女問わずバリバリ働いている人が圧倒的に多く、2年目で育休に入るような知り合いはとても少なかった。(でもその分こうした環境で、似た境遇同士知り合った友人とは分かり合えることも多く、少なくとも私は大いに支えられたと思ってます)

要は自分の棚卸しができている状態で育休に入った方が、復帰後の生活も前向きにイメージしやすくて、そうして未来に不安がない状態だと今=育休を思い切り楽しめるし、さらにはもし育児とのバランスに余裕があれば、普段できないキャリアアップの方法をとれたりするよね、ということです。

育児の難易度は子どもの性格によるところが大きい

この「さらにはもし育児とのバランスに余裕があれば」という点ですが、これはもう子どもの性格次第。(あとはアウトソーシングにいくらお金を積むか)

私の場合、長男はマジで寝ない子で、新生児の頃は2時間まとまって寝ることがあった日は御の字で、20分刻みでしか寝れませんでした。明け方に実家の母と変わってもらい、倒れるように寝ました。それでも授乳があるのでまたすぐ起きないといけない。

その後も、なかなか満足に寝られない時期が1年半ほど続きます。例えば今1歳4ヶ月の娘がいますが、機嫌良く遊んでる時は私もスマホをいじるとかできます。でも息子の場合、そんなの絶対無理でした。100%のアテンションを求めてくるので、自分でブロックで遊んでいる時も、母親が何かをしながら、だとギャン泣きしてきます。昼寝しているうちに読書?いや昼寝中こそ自分も仮眠とらないと夜を迎えられません。

息子は後追いが激しく、お風呂に入る時も湯船なんて当然浸かれず、シャンプーをささっとする時ですら、泣き声が聞こえる気がして何度もシャワーを止めたりしていました。

こんな精神状態で、キャリアアップのことなんて考えられるわけない。もう毎日が必死なわけです。

睡眠不足くらい激務でだってなり得るよね!みたいな発言を見かけますが、自分で決めて寝る3時間と、いつどのくらい寝れるのか分からない中続けてたまたま寝れた3時間、しかも毎日、だと、全く違います。サラリーマンが「おれ今日3時間しか寝てない」とか眠そうに言ってるのを聞くと、殺意を覚えるレベル。「育休?いいよね〜働かずに自分を見つめ直す時間って感じ?」みたいなこと言われると、もう「そうだね」って微笑んで終わらせるしかない。

というのが、2011年頃の私ですが、最近ではもう少し育児環境も、母親のみの体制から変わりつつあるだろうし、特に企業側の捉え方も進化してきているのかなと思います。

例えば私は息子が1歳になった時、保育園が決まらず育休を延長しましたが、一時預かりを利用して通訳学校に通いました。(というか学校に通うというのは建前で、実際は誰にも内緒で離婚を見据えて弁護士相談に行ってたw あと、そういう大儀でもないと子どもを預けるなんて、みたいな風潮もあった。これは今もまだまだあるか)

すると人事から、「育休中に学校に通う」なんてことは大っぴらにするな、と連絡が入ったんですよコレが。当時はそんな感じでした。でも今は育休中のキャリアアップは人事も推奨しているところが増えてきました。というか会社にとってもメリットでしかないっていう話だし。

どんな育休でも素晴らしい

私の育休を振り返ってみましたが、戦略的にキャリアと子育てを進めたい方に参考になれば嬉しいのはもちろん、そうでない方にも読んでいただけると嬉しいです

これもし10年前の自分にアドバイスするとしたらなんて書くだろうとふと思ったのですが、うーん、あんまり「アドバイス」はできないかな。そもそもこういうことに戦略的に臨む人だったらまずあの状況で妊娠してないだろうし笑。

ただ、毎日が大変なのは、育て方とか、自分のせいではないよーと言ってあげたい。本当に、良く頑張ってたと思う。前回も書きましたが、とにかく自己肯定感が低い人にありがちなんですが、日々「自分のどこがいけないんだろう?」ばかり考えて、またハマり込んでしまうという。

なんだか全体的に明るい話ばかりではないのだけど、大前提として、息子のことは可愛くて可愛くて仕方なかったもうそれだけで十分尊いじゃんっていう。なので、もし同じような境遇で今まさに悩んでいる方がいるとしたら、大丈夫。焦らないで。という気持ちです。もしかしたら、可愛いと思えない、ってこともあるかもしれない。でもそれもママのせいじゃないです。その場合必要なのは休息や周りのヘルプです。

こんな育休生活を送りながら、もう一つ大きな決断が自分の中ではありました。それが離婚でした。続く

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