ワールドワイドなお客様
アジアンキッチンのお客様は、8割がルワンダに住まわれている外国人の方です。
もっと具体的に言うと、欧米人4割、アジア人3割、アフリカ人3割。
もーっと細かく言うと、ヨーロッパ2割、アメリカ人2割、韓国人1割、日本人2割、ルワンダ人1割、東アフリカ人1割、その他1割、って感じです。
肌感覚です。
ルワンダ人のお客様は1〜2割
うーんワールドワイド!
日々の接客で本当に世界各国のお客様に触れることができて、面白いですし、
マーケティングもなかなかストレートにいかない奥深さがあります。
ルワンダにある店なのにルワンダ人のお客様1割なの!?
と思われるかもしれません。
一つルワンダ人の特徴として、保守的で、馴染みのある料理以外口にしようとしません。
「タイ料理」というフックで来てくださる方は、
たいてい「育ったベルギーでお気に入りのタイレストランがあった」といった場合が多いです。
ルワンダでは、基本的には味付けは塩味・トマトペースト味・ピーナツソース味、のみです。
本当にこのローテーションです。
麺文化もありません。
強いて言えば「パスタ」は食べますが、クッタクタに茹でて食べる場合がほとんどです。
外貨獲得の手段
アジアンキッチンはランチの客単価が1,000円程度のお店ですが、
これを払えるルワンダ人は、本当にトップ数%のお金持ち層に限られてきます。
外食にお金をかけられる層は、かなり限定されます。
そうなると自然に狙うは外国人の外貨になってきます。
ルワンダは地の利も悪く産業が育ちにくく、資源に恵まれているわけでもないので、
ICTと並んで観光業にもかなり力を入れています。
(アジアンキッチンは観光客の方は、感覚としては全体の2割くらいでしょうか。
やはり住まわれている常連さんが多いです)
日本だと毎日ランチ1,000円は高いかもしれません。
一方例えば北欧の方からすると「安い!」です。
提供価値とのバランスが大事ですね。結構難しいです。
以上、アジアンキッチンのお客様は7割ほどが欧米人・アジア人だよ!というお話でした。
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